和メイプルシロップ「森の雫」2023販売開始

2023年03月20日

イタヤカエデの樹液を煮詰めて作る自家製和メイプルシロップ「森の雫」2023年完成!中富良野町のドメーヌレゾンさんにて店頭販売していただいております〜!


今年は、2月末にはあまり樹液の出が確認されず、3月上旬になり気温が急に上がり始めた頃、ようやく樹液が出始めました。出始めた時期から全国的に気温が過去にないぐらいに高めで推移。みるみる雪が溶け始め、今年の樹液の期間は短いもねぇ〜なんて話をしていましたが、その後、気温がしっかりマイナスとプラスを行ったり来たりして、樹液は順調に出ています。

忘れてしまっている事もたくさんありますが、昨年の経験を活かしつつ、樹液の回収時間帯など少しづつ要領を得てきました。

こうなってくると、煮詰める作業が追われてきます。うれしい悲鳴ですが、樹液が出るスピードは半端なく・・・樹木の皆ぎる生命力、力強さを感じずにはおられません!

なんといっても、たったの2度しかない糖度を煮詰めて66度まで。これはカナダのメープルシロップの基準だそうで、66度に達しないメープルシロップはメープルシロップだと認められないそうです。

また、カナダの方では、メープルシロップにも樹液が採れる季節によって出来が4つに分類されます。

◉ゴールデン・・・これは一番高価なもの。樹液が出始めの極めて質の高い樹液からできる。色も極めてクリアーなゴールド色

◉アンバー・・・次に採取される樹液。少し色が濃くなります。

◉ダーク・・・樹液がピークを迎える時期の一番量産されるもの。お値段も少しリーズナブルに。

◉ベリーダーク・・・樹液も終盤になり、徐々に木のもつ香りが強くなる、フレイバーも強く、色もかなり黒くなってきます。

結の森のイタヤカエデから作る樹液も、季節の初めはクリアに近いゴールデンのシロップができあがります。徐々に、木の持つアクがアクセントになったアンバー、そしてダークへと変化します。

面白いですね。季節ごとのフレイバーの違いがわかるよう、樹液回収を3月初旬、中旬、下旬と3つに区切って、煮詰める作業を行っています。

なので、ぜひ、店頭でお手に取っていただいた時には、樹液回収の時期も確認してみてください。

食べ比べていただくのもおすすめです。

イタヤカエデの樹液から作る自家製・和メイプルシロップ

『森の雫』50g  売価1,650円(税込)

まずは、ウレシパ・マルシェでお取り扱いしていただいている下記の店舗にてお取り扱いしていただいております。

ドメーヌレゾン https://domaine-raison.com/

順次、ホテル エーデルヴェルメさん、ペンションランドスケープさんでもお取り扱いしていただく予定です!

富良野の森の早春の恵み、雪解け進む3月の2〜3週間の短い期間限定で採取できるイタヤカエデの樹液。少しですがお裾分けしていただきましたので、ぜひお試しください。

また、先日、今シーズン1回目の煮詰める作業ということで、「結の森」に1泊2日してきました〜

この結の森お泊まり会については別のブログでご報告します。これは絶対にワクワクが止まらないスノーロッジに泊まって大自然にどっぷり浸ることができるおすすめのプライベートツアーになること間違いなし!

なんといっても、オンジがDIYでいそいそと作った手作りタイニーサウナハウス。コレ!かなりの出来栄えです。まだ、未完成の部分ありますが、サウナの部分はかなりの性能。ローリュもOK!白樺林に囲まれた、トレーラーサウナ。もはや、目的を見失ったお泊まり会でした〜

これについては改めてブログでご紹介しますのでお楽しみ〜!