ワイルドライフ・・・これが自然 オジロワシ&オオワシ!

2019年01月25日

週明けにフォトグラフィーのロケ依頼があり・・・今日も朝から富良野郊外をぐるぐる・・・もう富良野歴も2月で19年目に突入する今日この頃。富良野の景色があまりにも日常すぎて、ぼーっと運転することが多かったのですが・・・、この依頼があってからというもののかなり意識して風景をチェックしています。

何気ない道路でも、天気や雪の降りかたでまた見え方が違います。なので・・・その当日にバスっとビシッとフォトグラファーのイメージするロケーションに連れていけるかが、かなり重要なんでしょうけども。難しい!!日々、そういった目線で過ごさねばダメですね〜。いい勉強になります。

そんな訳で、いつもは増してはこの厳冬時期にはメイン道路を外れて冒険するような道路を走行することはまずないのですが・・・本当に久しぶりにドキドキする感じを思い出しています。

この道を行くと、どんな景色があるのだろう?
どこへつながっているのだろう?
果たして、大丈夫だろうか?

そういえばこの道、一度も通ったことないよなぁという道を今日は走ってみました。連続する暴風雪の後、富良野市内も排雪作業のダンプなどをよく見かけていましたが、富良野郊外も綺麗に除雪が終わっており、道がわかりやすくなっていたおかげで、道が見分けやすくなっており助かりました。

と・・・西達布の空知川を越える小さな橋に差し掛かった時、ふっと橋のたもとの木々にやたらとカラスが止っている中に、ひときわ大きな体のワシのような・・・・

「オジロワシ!!」

慌ててシャッター切ります!尾っぽが大きなオジロワシが木に2羽、グゥワシっと止まっているのが・・・と思った瞬間にオジロワシが飛び立ちました!と思ったら、3羽、4羽・・・とたくさんのオジロワシが大きな羽を広げて飛び立ったのです!

「えっ〜!!そんなに!?」

これは、はて。もしかしたら、この橋の下には何かある。

車を降りて橋の下を覗き込んでみると、案の定、エゾシカの胴体の一部と脚が一本、ほとんど骨になっている状態で横たわっていました。

これぞ自然のサイクル。ワイルドライフ。死んでからも他の動物たちの命を繋ぐ役割を担っています。果たして私にはできるのでしょうか。こうやって何かの役に立っているのだろうか?などとぼんやり考えながら家路に。

早速、オジロワシの写真をチェック。なんせ、スマホしか持っておらず、しかも興奮と慌てていたので、どこを撮ってんのだか・・・なんせシャッターを押す!!という感じだったので、期待薄だったのですが、小さいながらにもオジロワシだと分かるものがあってよかったなぁ。。。

ん??

そういえば、何羽かが飛び立った後に1羽が近くの木に止まってたワシは肩が白かったけど・・・??オジロワシって尾っぽが白いだけだったんじゃなかったっけ・・・??

早速、調べると・・・なんとまぁ、オオワシではありませんかっ!!野生のオオワシなんて初めてみました!!

下の写真がそれです。木の枝に止まっている大きな鳥が、肩が白いオオワシ。上空を飛んでいるが確認ができないのですが・・・オオワシ?か?な?(もしくはオジロワシ)

ズームにしないとイマイチわかりづらいというのが、もう本当残念。